歓藍社(かんらんしゃ)は2016年から、大玉村で藍の地産化に向けた活動を行っています。私たちは、藍の栽培と藍染を通して、生産と消費の関係や、農村と都市の関係を見つめ直そうとしています。
本企画では、藍にまつわる展示や協同作業、喫茶での団欒を通して、3.11後の大玉村における、誇れる「農」について考える機会を持ちたいと考えています。農の共同作業には、個人的な知識獲得とは異なる、対話を通した相乗の可能性があります。染めの体験やアーティストの公開制作を通じて、大玉村で育った藍から生み出される「色」の可能性を考える、ちいさなおまつりです。
[日時]
7/16 (日) 8:30-17:00
7/17 (月) 8:30-12:00
[内容]
畑の藍染ワークショップ
会場に隣接する畑から藍の葉を収穫し、染めを行うワークショップ。農村ならではの藍染体験として、瑞々しい藍の色をお楽しみいただけます。終了後は藍の種のお茶を飲みながらしばしの藍染談話。今後藍を育ててみたい人には種の配布も予定しています。(翌年発送予定)
・日時:7 月16 日、17 日 9:00-12:00
・参加費:一般の方/ 2,000円、大玉村民の方/ 1,000 円
・申し込み:お名前、連絡先、参加人数、希望日を明記の上、メール(info@kanran-sha.net) 充てにお申し込みください。各回定員10名(先着順)
・所要時間:約3時間(前半は畑に入ります。日差しよけの帽子を持参の上、汚れてもいい靴と服でお越しください)
展示・喫茶
村で滞在制作を行うアーティストによる、道具や作品の展示と公開制作。また、歓藍社のこれまでの活動紹介も行います。美味しい飲み物も合わせてご用意しています。
ファッションショー 「大玉村の新しい景色」
大玉村の藍で染めた布を使った服で、小さなファッションショーを開催します。
-7/16 (日)15:00-15:15
先着順・申し込み不要
上映会
映像の百科事典「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」から、世界の藍染めや繊維加工にまつわる貴重な記録映像を上映します。(ゲスト:下中菜穂さん)
-7/16 (日) 8:30-9:00
「北ヨーロッパ、ユトランドの藍染め」
-7/17 (月) 8:30-9:00
「ダブアデラの水車での布の縮充」
[場所]
〒969-1302
安達郡大玉村玉井五里田166
彦ハウス
お車でお越しの方は、こちらの駐車場をご利用ください。
主催:歓藍社
協力:エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ-下中邦彦記念映像活用委員会
後援:大玉村/大玉村教育委員会/大玉村観光協会/ブルースカイおおたま