手仕事から考える-農村と海辺をつなぐ藍-

せんだいメディアテークでの藍の華霧吹き染め
せんだいメディアテークでの藍の華霧吹き染め「ぎゅぎゅしゅ染め」

 

 

今日は、火と水が使えない中での、染めを行いました。大玉村で育った藍から作られた天然藍顔料を用い、霧吹きによって染めました。染めの段になったらあっという間ですので、まず柄を付けるために、雄勝の石を用意しました。小さい子から大人まで10名程度が、せんだいメディアテークにあつまり、石を並べたり、括ったりしながら柄を作りました。柄とは、やまから(山柄)などの用法があり、そのものの由来するところを意味する言葉だそうです。いったいどんな柄になるか分からないまま作られた布が、これからどんな旅をするのか楽しみです。よろしければ、今後の旅をご高覧頂けますと幸いです。みんなで、ぎゅぎゅっとしばって、しゅしゅっと染めるのでぎゅぎゅしゅ染めという言葉が生まれました。

ぎゅぎゅしゅ染め 雄勝の石でかたを取り、せっちゃんの藍の華で染めた
ぎゅぎゅしゅ染め 雄勝の石でかたを取り、せっちゃんの藍の華で染めたデニム生地

 

 

 

 

会期: 2018/3/10(土)・3/11(日)10:00-12:00

 

場所:せんだいメディアテーク

宮城県仙台市青葉区春日町2-1

3がつ11にちをわすれないためにセンター

http://recorder311.smt.jp/information/57403/